6月
#27 越後浦佐毘沙門堂裸押合大祭(えちごうらさ びしゃもんどう はだかおしあいたいさい)(新潟県・南魚沼市)
上半身裸の男衆が「サンヨー、サンヨ!」と掛け声をあげ、堂内に祀られた毘沙門天を誰よりも早く、近くで参拝しようと押し合う、日本三大奇祭の一つ。
約1200年の歴史があり、重さ約30キロの大ローソクを持って行事を先導することから「大ローソクまつり」とも呼ばれる。
#28 田縣神社(たがた)豊年祭(愛知県・小牧市)
1000年以上前から続くとされる天下の奇祭、豊年祭。
厄年の男たちが五穀豊穣、子孫繁栄を願って、男性のシンボルをかたどった「大男茎形(おおおわせがた)」を担ぎ、街を練り歩きます。
木曽ヒノキで作る全長約3メートル、重さ500キロにのぼるシンボルは毎年新しく彫り上げています。
今年は新任の男茎師が大役を担いました。